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まだ看護師が、看護婦と看護士と呼ばれていたころの話です。むかしは女性ナースが看護婦、男性ナースが看護士と呼び分けられてました。ぼくは学生時代になんどが入院しました。自然気胸という、治ってしまえばまったくなんともない病気です。ただ、治すのに手術が必要で、なんやかやで2週間以上の入院を4年ほどのあいだに3回しました。毎回おなじ病院だったので、勤めている看護師さんたちとも自然となじみになりました。何人かよく話した看護師さんの中に、男性ナースがいたんです。いまでもそうだと思いますが、当時は男性はそうとう珍しい存在でした。何百人と患者さんが入院している巨大病院で、男性ナースは5人だけとのこと。たまたま話し込んでいたときに、仕事大変でしょうと水を向けたら、仕事は好きだから全然いいんだけど、女性ナースの長話にはついていけなくてね~なんてことをいってました。1時間は当たり前だから、早く帰りたいのに困っちゃうんだよ~とも(笑)。保父さんをしているぼくの友人も、まったくおなじことを言っていたので、女性社会独特の大変さがあるんだなと、いまだに思い出します。
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